台湾童綜合医院と東海大病院が医療連携を推進 HIFU治療の臨床交流を実施

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林益聖主任(左一)、千康浩院長(左二)、歐宴泉院長(右二)、許兆畲部長(右一)
林益聖主任(左一)、千康浩院長(左二)、歐宴泉院長(右二)、許兆畲部長(右一)

【東京訊】台湾の童綜合医院は3月26日、国際医療連携の推進及び泌尿器科領域における医療技術の向上を目的に、日本の東海大学医学部付属病院を訪れ、高強度集束超音波(HIFU)治療に関する臨床見学や意見交換した。

許兆畲部長(左一)、小路直教授(左二)、歐宴泉院長(右二)、林益聖主任(右一)
許兆畲部長(左一)、小路直教授(左二)、歐宴泉院長(右二)、林益聖主任(右一)

東海大学医学部泌尿器科主任の小路 直教授の主導の下に実施され、童綜合医院からは研究開発イノベーションセンター院長の欧宴泉医師、外科部主任の許兆畬医師、泌尿器科主任の林益聖医師が参加。前立腺疾患に対するHIFU手術の臨床現場を視察した。

視察では主に前立腺疾患に対する低侵襲治療として国際的に普及しているSonablateシステムの運用について説明を受け、実際の治療手技を通じてその有用性と安全性に関する理解を深めた。東海大病院は、HIFU治療において豊富な臨床実績を有し、アジア地域における中核的施設の一つと位置付けられている。

意見交換では、前立腺がんに対するHIFUの適応、患者選択、治療手順、術後管理に至るまで、臨床実務に即した具体的な課題について議論が行われた。特に、早期前立腺がんに対する局所治療としての可能性について、双方の知見を踏まえた建設的な意見交換がなされた。

童綜合医院は、本交流を通じてHIFUに関する臨床理解を一層深化させるとともに、今後の医療技術導入および診療体制の充実に向けた有益な知見が得られたとしている。

なお、訪問は在日歯科医師の千康浩院長の協力により実現した。千院長は日本台湾商工会の理事としても活動しており、またNPO育桜会の理事として、これまで台湾において桜の植樹活動を通じた台日交流事業を継続的に推進するなど、両国間の人的・文化的交流の促進に寄与している。

童綜合医院は今後、海外医療機関との連携を強化し、医療技術の高度化と医療サービスの質の向上に努めていく方針。

2026.03.27